皮膚診療

専門皮膚科

対症療法だけではなく、
体質やご家族の考えに向き合い、
満足いただける治療を一緒に歩みます。

皮膚疾患の治療・予防を行います。
皮膚のお悩みは、原因が複合的なことが多く、特定が難しいと言われています。だからこそ、当院では要因を絞るための検査を行い、根拠をもって適切な治療方針をご提案します。
また、長い期間付き合う症状だからこそ、常在菌レベルで体の根本に向き合い、お薬を減らしていく治療も行っています。

Worries

こんなお悩みありませんか?

  • お腹や背中を痒がっている
  • 皮膚や毛がベタベタする
  • お腹が赤い
  • 皮膚が黒くなっている
  • 手足を舐めたり噛んだりする
  • 顔をよく床にこすっている
  • 毛が抜けてしまう
  • お腹や背中にぶつぶつがある
  • かさぶたができている
  • 毛艶がなくパサパサ
  • フケが出る
  • 皮膚がゴワゴワ
  • かゆそうで夜に眠れていない
  • 体臭がする
  • べたついた耳垢が出る
  • 頻繁に頭を振る
  • 耳が赤い
  • 耳をよく床にこすっている
Case

症例

皮膚の主な疾患をご紹介いたします。

症例1 アトピー性皮膚炎

比較的若い年齢で発生する、しつこいかゆみが見られる疾患です。
遺伝や皮膚の構造異常、環境アレルゲンなど、複数の要因が関与していると言われていますが、まだ解明されていない部分もあります。
かゆみなどの症状に対して、生涯に渡る治療が必要になることがあります。投薬だけでなく、常在菌のケア、ライフスタイルの改善も含めた治療を提案いたします。

症例2 膿皮症

皮膚バリアのバランスが崩れた結果、細菌が感染し、炎症を起こした状態です。
皮膚バリア機能を整えるケアやシャンプーにより皮膚を清潔に保つことで治療を行います。
皮膚の深部まで観戦している場合や、難治性の場合は、抗生剤など内服薬を併用した治療を行います。

症例3 真菌症

真菌(カビのなかま)が皮膚に感染した状態です。糸状菌やマラセチアが一般的に知られています。
真菌の場合も、膿皮症と同様に皮膚を清潔に保つことが重要です。
真菌には抗生剤が聞かないため、抗真菌薬を使って治療する場合もあります。

症例4 疥癬

ヒゼンダニというダニが皮膚の中に寄生することで発生します。
強烈なかゆみを引き起こし、皮膚が岩のようごつごつした状態になることがあります。
皮膚を削って、ダニを探すことで診断し、ダニ用の薬を用いることで治癒します。

症例5 脂漏症

皮膚バリア機能が低下し、皮膚のバランスが崩れた結果、皮膚が乾燥し、脂っぽくべたついた状態になることです。
皮膚常在菌であるマラセチアは脂を好むため、異常に増殖し、かゆみを伴う皮膚炎など感の皮膚疾患の原因となります。
シャンプーで清潔な状態を保ち、保湿することで皮膚バリアを守るようにしましょう。

症例6 外耳炎

アレルギーなどで皮膚バリア機能が低下している場合などに、耳においてマラセチアや細菌などが増殖し、炎症を起こした状態です。
耳が垂れた愛犬や夏場に多い疾患です。
ほかの皮膚疾患と同様に原因となるアレルギーなどをケアし、耳を清潔に保つことが重要です。
耳の洗浄や液体状や軟膏の点耳薬を用いて治療します。

Specialist

専門医のご紹介

院長 獣医師

安部 隆志

つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほし(Wikipediaより)


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